凹凸のある豆腐の雑記

発達障害グレーゾーンの豆腐による雑記。二次障害(躁鬱など)治療中。

性加害・セクハラについて考える

こんばんは。突然ですがもし、あなたの握力が35kgで身長175cmの方なら握力が56kgで身長192cmの人物に密室でセクハラされたとしたら、怖くありませんか?抵抗できますか?ハッキリ嫌だと言えますか?

 

はい。いきなり質問をしてしまいましたが、今回は男女差について考えて行きたいと思います。上の質問も後ほどしっかり説明を入れさせて頂きます。テーマは、性加害及びセクハラについて。宜しくお願いします。

 

 

①女性の腕や胸を男性が触る

②男性の腕や胸を女性が触る

 

これ、世間一般からすると恐らく①の方が圧倒的にセクハラでありタブーだと見なされると思うのですが、僕としては②も立派な性加害であり声を上げるべき事案だと考えています。平等とはこういう考えのことを言います。

 

しかし、ここで体格差つまり力の差というものを考えてみましょう。

 

 

女性の筋肉量は、一般的に上半身は男性の50%、下半身が70%といわれています。

引用元↓

https://www.nittai.ac.jp/female_project/column/30/#:~:text=女性と男性では、骨格,%といわれています%25E3%2580%2582

 

ということは当然基本的には男性の方が女性より力が強いということになります。

女性の握力の全国平均は25kg、対して男性は40kg。単純計算で女性の1.6倍の握力を男性は持っていることになります。

 

そして女性の全国平均身長は157cm、男性が171.5cmです。こちらも単純計算で1.09倍(以下四捨五入して1.1倍とします)となります。

 

要するに、①と②の状況になった時、女性→男性からの性加害よりも男性→女性の方が力の格差がありより抵抗しづらい状況になっているということをお分かりいただけるでしょうか?筋肉量に差があるということは走る速度にも違いが出てきますので、走って逃げたとしても追いつかれる確率が高いです。

 

もし抵抗したら殴られるかもしれない。逆上してレイプされるかもしれない。そういった恐怖を煽られ、実際に決行されても1.6倍の力を持った男性相手に対抗できる女性は多くありません。

 

その結果泣き寝入りするという選択を取らざるを得ない可能性が高くなります。これでも、男女は平等といえるでしょうか?

 

そしてここで冒頭の質問をもう一度書きます。性に関して被害者であることの多い女性ではなく、男性に向けての質問です。自分の1.6倍の力を持ち、1.1倍の身長の相手が密室で性的な目を向けてきて、体にベタベタ触ってきたとします。

 

あなたの握力が35kgで身長175cmの方なら握力が56kgで身長192cmの人物にセクハラされることになります。本当に怖くありませんか?逃げきれますか?本気で逃げようと思えば、無傷で逃げられますか?

 

 

性加害を受けた女性に対して「本気で抵抗しないからだ」と思う方は、ぜひ一度そうやって考え直してみて欲しいと思います。

それでも余裕だと思うなら、僕があげたように力1.6倍、身長1.1倍の男性と取っ組み合いでもしてみてはいかがでしょう。自分だけに格闘技の経験があるとかは平等でないので駄目ですよ。こうした実体験を踏まえると何かわかるかもしれません。

 

勿論、女性→男性の性加害や男性→男性の性加害を軽視している訳ではありません。それらも立派な犯罪です。

 

筋力差がなかったり被害者の方が強かったからといって、じゃあ抵抗できるから大丈夫、なんて理論には当たり前ですがなりません。どんな関係値であろうと相手が嫌のことを強要すればその時点で性犯罪は成立します。

 

 

しかし女性の方がそういった危機に晒される機会が多く、なんとなく他人事だと捉えている男性の方が居ましたら是非一度想像してみて欲しいのです。

想像してみて、怖いな、無理だなともし思ったら、被害を受けた女性に対するセカンドレイプはやめてあげてください。

 

 

今回は男女差、また性加害の問題について書きました。それではまた。