凹凸のある豆腐の雑記

発達障害グレーゾーンの豆腐による雑記。二次障害(躁鬱など)治療中。

お子さんが不登校で悩んでいる保護者の方へ

 

 

 

こんばんは。不登校の経験を経て大人になった凹凸豆腐と申します。

 

 

 

大事なことなので1番初めに言います。

 

 

今のご時世、嫌だったら無理に通わなくてもいい、好きなことをやらせれば学校に通わせる必要は無い。

 

そういう耳障りのいい文句がよく飛び交っているのを見かけます。

 

 

これ、不登校児だった僕から言わせてみれば本当に無責任です。安易にその選択を取ると、親御さんではなく本人が後悔することになりかねません。

 

 

勿論ここで大事なのが、心の調子を崩したり、自殺まで考えていたりするような状態であれば一刻も早く通学をストップした方がいいということ。

 

 

 

これを読んでいるのがご本人ではなく親御さんなのであれば、落ち着いて聞いてください。

 

お子さんがみんなと同じように学校に行けていない。勉強は追いつけるのか、一生このままなのか……不安な気持ちはよくわかります。

 

ですが、大事な娘さん、息子さんの命は一つだけです。辛そうな子供を学校に無理に通わせようとするだけであっという間に自殺までしてしまうことだって考えられます。だから無理やり通わせるのは絶対にやめておきましょう。

 

僕自身も不登校中は毎日自殺についてばかり考えていたので、学校に引きずり込まれでもしていたら本当にどうにかなっていたなとゾッとします。

 

 

 

自分を壊してまで通う必要は全くないです。大人でも精神を病んで休職する時ありますよね。それと同じで心身を病んでしまうと集団生活を過ごすというのはとても困難になりますし、ますます悪化するだけです。

 

 

学校に通い続けることで命を落とすなんて事態はあってはならないし、避けなければなりません。

 

そういった場合は一度しっかり休養を取り、然るべき所で診てもらってください。

 

 

 

 

本題に戻りますが、学校に通うという事実は今その時だけの話ではなく、これから先働いていく上で自身の過去として根強く残り続けます。

 

学歴とは関係なく活躍している人が沢山いる業界でも、学校に通っていなかったという事実が明るみになれば面接官にいい顔はされません。

 

 

 

僕自身は小学校、中学校で不登校の年を挟みながら義務教育を終え、週5日通学するタイプの通信制高校に通っていました。

 

 

小・中不登校という事実は隠し通すことも出来ますがやはり歪みは生じます(体力面やコミュニケーション能力の乏しさなど)。

 

 

 

僕の場合は高校卒業資格は持っているので聞かれませんが、最終学歴が中学校なら中卒なのはなぜなのかと質問されると思います。

 

僕が受けてきたのは飲食店アルバイトの面接ですが、体力勝負の職業でしかも正社員でもない立場ですら、なぜ “ 通信制  “ の高校を選んだのかかなりしつこく聞かれます。

 

それだけで、メンタルがあまり強くない人間にとっては世間で働く行為そのものが恐怖の対象になりかねません。

 

 

 

そういった事態を避けるためにも、通えるのであれば所謂一般的な高校への進学をおすすめします。

 

 

それが難しいという場合は通信制を選択するのもありです。高校の資格の有無で職業選択の幅は180℃異なるので余程の理由がない限りは中卒を最終学歴にするのはやめた方がいいと思います。

 

 

 

 

 

まとめ

 

・心身に異常が見られる場合は行かない(そんな状態の子供を間違っても行かせてはダメ)。

・やる気を出して通えるなら通うに越したことはない

・将来には多少なりとも響く。学歴重視の会社では門前払いの可能性もある

・高校に行かなくても生きては行けるが行った方が成人後生きるのが楽になる

 

 

 

 

今回は将来(主に仕事)に絞ってお話をしましたが、不登校の状態を維持すると色んなリスクが伴います。代表的なものは健康面、コミュニケーション能力など…様々あります。僕の経験談を交えてまた後日別の記事でお話しようと思います。

 

 

 

それではまた。